ライフカラーカウンセリング講座体験談

●以前のわたくしはいろいろな問題を抱えていました。人となるべく会いたくない、やる気が出ない。それは全て自分で経営していた会社を倒産させてしまった時から始まりました。個人事業からやっとの思いで法人にして築いてきた会社を自分の経営の力が無いために倒産させてしまいました。周りにいた方々が私の元から去っていきました。財産もなくし人の嫌な部分もいっぱい見ました。その大変な最中、妻と子ども達はわたしとこの後の人生も共にしてくれると決心してくれました。

わたくしにとってとてもありがたいことでした。しかし、問題は山づみ。自分だけではどうする事も出来ない事も沢山ありました。そんな中よく相談に乗ってくれたり、弁護士の方を紹介してくれたり、勇気づけたりしてくれた友人がいました。彼は心理カウンセラーでも
あり、わたくしのよき理解者でした。そんな彼が35 歳の誕生日を迎えた1 週間後に突然亡くなってしまいました。

その後1 年は何もやる気が無く、何かやらなければいけないとわかってはいてもやる気が出ませんでした。わかってはいるもののなかなか前向きになれない自分がいました。そんな時、ライフカラーカウンセリングを知ったのです。始めは、ライフカラーカウンセラー体験会に参加をしました。
初めて体験した時、凄くいいものを体験したな~と思って帰ったのですが、その時の講師の方のお話しを聞いて帰ってから2 日後、何か心にひっかかるものがあり、どうしても講座を受けさせていただきたく連絡をいたしました。講座を受けている最中、わたくしは自己紹介やシェア(分かち合い)で前に出て話すことが嫌でほとんど最後に話したりしていました。

 もともと人に気を使う性格なところもあり、目立たずにいたかったので講座中に行う事は、正直、自分自身は苦手な事ばかりでした。その講座の中、少しずつ自分自身の心のあり方を感じて、スタッフの方々はもちろん、まわりの方々の暖かい心に触れ、少しずつ自分の心を開いて皆さんの前で自分の事を話しはじめました。そのわたくしの事を皆さんも優しく受け入れてくださり、講座が進むたびにわたくしは素晴らしい体験をいたしました。資格を取るために必要な課題と勉強をしていた時も、わたくしにとってはとても大切な時間で、少しずつ自分が変わって行く時間でした。2 回目の講座もまだまだ、無理をしている自分もそこにいました。

 カウンセラーの資格を取ってからも、まだまだ心に蓋をしている自分に気づいては開けることをしていました。カウンセラーとしてカウ
ンセリングさせていただきながらも勉強勉強で、ありがたい体験をいっぱいさせていただいています。カウンセラーになってから少しは自信もつきましたが、それよりもカウンセラーとしてお会いさせていただく人達や場所(空間)にとても感謝しております。人とふれあ
う中でわたくしも変わってこられたと思っております。最近やっと自分なりの目的がつかめました。前々から漠然と思っていた事ですが『世界平和』です。

 ひとつの波紋や灯火が広がって行くように、わたくしは『世界平和』をして行きます。そうこのライフカラーカウンセリングを通して、縁のある方々にそのきっかけ作りが出来ればと思っております。自分が心を開いて変わりたいと思い前に進まなければ今の自分自身の心のあり方に気づけません。何かのせいや誰かのせいにしていても気づけません。心を落ち着かせ自分自身と向き合って、本当の自分に出会えるそんな機会を一人でも多くの人々にこの講座で体験してほしいと思います。この講座は日常とは違って異空間だと思います。

 しかし、この異空間での体験を日常に持ち帰ってこそ本当の日常での奇跡に近づけると思います。今はあの体験があるからこそ今の自分があるのだと、あのつらい体験に感謝しています。

こんなわたくしでもいろいろな経験や人との出会いがあったからこそ、自然と感謝も生まれたのだと思います。   

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  北村 勉